【感想】ダンジョンに出会いを間違っているだろうか 17巻

5.0
danmachi
引用元:Amazon.co.jp

【ネタバレ注意】
ネタバレなしで書くのは無理がありました。楽しみたい方は一読されてから読んでください。

16巻の続きです。
前回の終わりから少し置いてから物語が動くのかと思いきや、最初からフルスロットルで展開していきます。『一度読み始めれば最後まで止まらない』そんなお話でした。
またシルとのストーリーは今回で完結せず次巻に持ち越されます。次で完結しそうです(多分)

それでは見ていきましょう。

フレイアの心の移り変わり

初期~16巻以前

16巻にてシルとして告白し断られたことでフレイアはベルを誘拐します。
以前から気に入った子がいればファミリアを潰して拐っていたフレイアからすれば、かなりのんびりとした行動です。それはフレイアが『シルとしてベルと出会ったのだからシルとして手に入れなければ意味がないと感じていた』からです。

しかしシルとして長期間ベルと接することでフレイアの心にも変化が生じます。人間の女の子の恋心のような感情が不変の神であるフレイアに生まれてしまいました。これは『ヴァナ・セイズ(変身魔法)』により人間の姿に変わったことで心まで人間に近づいた変化だと思われます。

フレイアは最初の頃『ベルが死んだら魂を追って天界に帰る』と言っていました。この頃はベルが死んでも気にしていない段階です。シルバーバックをけしかけたりとベルの成長を促す行動をしており、生死に関しては気にしていませんでした。

しかし途中からオッタルに対して『ベルが死なないように見守る』ように命令しています。シルとして話してるときも「冒険はしなくていいんじゃないでしょうか」とベルを気遣う様子がありました。
明らかにベルが死ぬことを嫌がっています。

16巻

五感と思いをフレイアと共有するヘルンの描写から『フレイアが人間に堕ちようとしている』というものがあります。

この段階でフレイアはシル(人間)としての自分と神としての自分を持っていると読み取れます。

17巻

フレイアはベルを誘拐し毎日のようにベルと接触するようになります。

最初の頃は神として接し、何度も「愛してる」とベルに囁いています。
しかし途中からは「好き」と言うようになり、「愛してる」とは言わないようになりました。何度もベルと話しているうちにシルとしてのフレイアが出てくるようになりました。

16巻の終わりでは『少女は死に、彼女は笑った』とありましたが、シルは死なずフレイアは人間と神の間で揺れ動いているのだと思いました。
ベルに断られたことが受け入れられず必死に自分(シル)を押し殺しているのだと思います。

次巻の予想

次巻は歴史的大規模になるであろう『ウォーゲーム』です。

ヘスティア・ファミリア連合VSフレイア・ファミリアの対決で
フレイアが勝てば『ベル』を貰い
ヘスティアが勝てば『フレイアは天界への送還を受け入れ、ファミリアの全てをチップにする』
と発言しています。

実際にフレイアは送還を受け入れると思いますが、ベルとヘスティアが条件を出すことで送還はされないと考えています。
そうでないとシル(人としてのフレイア)が救われないからベルは納得しないでしょう。

条件としては

  • フレイア・ファミリアがヘスティア・ファミリアの傘下になる
  • フレイア・ファミリアのメンバーがヘスティア・ファミリアに加入し、フレイアはシルとして生活する

といったものだと思います。
フレイア・ファミリアが力を持つことは他のファミリアたちが納得しないでしょうし、フレイアが居なくなればメンバーが他のファミリアの元で活動するとは思えないからです。

以上のことからフレイアはシルとして活動するようになり、ヘスティア達と一緒に住むといった感じでラブコメ展開が加速すると予想しています。

感想

心理描写が多い回でしたがとても面白かったです。ベルを自分のものにするために神としてあらゆる手段を講じるフレイアが、ベルと話していくうちにシルとしての自分を取り戻す様子とそれに対する葛藤が最高でした。

絶望の中で迷いながらも立ち上がり自分を貫き通すベルの様子も最高でした。
次巻は今回以上の熱い展開が待っていそうで今から楽しみです。

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